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CB400SFのキャブレター

■ 2022-01-19 20:27

HONDA/CB400SFの修理作業もストラテジーにお任せ下さい☆

 

まだまだ寒い日が続く福岡ですが、本日は青空が広がりとても気持ちの良い一日でした♪

今回はホンダ/CB400SF-VTECⅡのキャブレターO/H作業の様子です。

 

インジェクション仕様のREVOも人気ですがキャブレター仕様のCB400SFもまだまだ人気です☆

 

 

キャブレターとはガソリンを気化する装置で現代のバイクではインジェクター式へと進化しました。

 

インジェクションはECUと言うコンピューターによりアクセルの開度や吸気圧、O2濃度などなど

 

各部のセンサーから拾ったデーターをECUにて処理し、その時の最適なガソリンと空気の比率にしてエンジン内に送り込んでおります。

 

その為、インジェクション車ではECUやセンサーなど沢山の電子装置が装備されています。

 

 

それに比べてキャブレターはシンプル!

 

構造を説明すると長文になるので省きますがアナログな構造にも関わらずアクセル開度に適切な混合気を作り出します。

 

インジェクション車になった今は故障診断もコンピューターが必須になってきて勉強が大変ですが

 

世代的に慣れ親しんだキャブレターの作業を落ち着きます( *´艸`)

 

 

ただシンプルとは言ってもシビアな機械ではあります。

 

チリの様なゴミが詰まっただけでもエンジンの不調に繋がります。

 

各部品の僅かな歪みや摩耗だけでも性能に大きく影響するので知識がないと正確な整備はできないです。

 

 

ひとつひとつの部品や機構をしっかりと点検していきながら交換パーツを選定していきます。

 

バイクの場合に注意点は素人の方が整備にトライしている事もあり、そもそもの組み方が間違ってる場合もあります。

 

「元通りに組めば良い」は通用しない事もあり、「正確な状態」を知っていないといけません。

 

交換部品の基準も見た目では判断できないくらいシビアな部品もあるのできちんとして測定が必要になってきます。

 

矢印の箇所はダイヤフラムと言ったゴムの部品が正確に入っていなかった為に跡が付いています。

 

密閉する為にこの様な構造になっているのでこれだけでも不調の原因に繋がります。

 

ダイヤフラムに針で刺したような僅かな穴が空いているだけでもNGです。

 

そう言った細かい箇所をくまなく点検していく必要があります。

 

 

これは洗浄前のフロートチャンバーですが僅かに錆が混入した後があったり液体ガスケットが残っています。

 

これをこのままにしておくとオーバーフローと言ってキャブレターからガソリンが漏れる可能性があります((+_+))

「こんな事でバイクが動かなかったの?」と思うくらい些細な事でバイクは不調になります。

 

整備士になってから20年近くが経ちますがバイクも日々進化していくので、今でもこう言った驚きがあります。

 

でも、だからこそこの仕事に飽きがこないのかなとも思います♪

 

これからも整備士という仕事にプライドをもって取り組み、日々勉強して成長していける様に頑張ります!

それでは明日もストラテジーをどうぞよろしくお願い致します(^-^)

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新年のご挨拶

■ 2022-01-06 22:36

福岡市内の出張レッカーは無料サービスです☆

(作業料金が税込8800円以上の場合に限ります)

新年あけましておめでとうございます。

 

ストラテジー全店舗とも本日より新年の営業を開始致しました。

 

今年も創業当初から変わらぬ目標である「頼りになる街のバイク屋さん」を目指して頑張りたいと思います!

 

2022年もバイクショップStrategyをよろしくお願い致します(^-^)

 

 

早速ですが、営業スタートと同時に沢山のご依頼を頂きました☆

 

こちらは城南区役所近くの福岡中央店に出張レッカーのご依頼を頂きました

 

不動修理のホンダの原付スクーター/ジョルノになります。

 

バッテリーがえらい事になってますね…これではセルが回りません((+_+))

 

 

そんな時の為のキックスターター♪っと思ったら…こちらもやられていました((+_+))

 

でもそんな時でもご安心ください!

 

ストラテジーは福岡市内からのご依頼であれば無料でバイク出張レッカーを行っております(*^^)v

 

作業料金が税込8800円以上の場合になりますのでその点ご注意ください☆

 

「バイクが動かなくてどうしよ~」って時にはお気軽にご用命下さい。

 

 

そしてこちらは福岡大学近くの福岡城南店です。

 

スズキの原付スクーター/レッツのオイル交換のご依頼を頂きました☆

 

スタッフに福岡大学出身者が多いのもあってか学生のお客様にも沢山ご利用頂いております(^-^)

 

 

原付スクーターからの海外メーカーの大型バイク!

 

DUCATI/749Sのスパークプラグ交換になります。

 

皆さんギャップに驚かれますが、どんなバイクでも気兼ねなくご依頼頂ける「街のバイク屋さん」を目指しております。

 

時には原付スクーター、時にはハーレー、時にはサーキットで走るレース用バイク。

 

それはそれで賑やかなので良いかなと思ってます(^-^)

 

そして茶山駅近くの福岡本店ではご成約頂いたKTM/250DUKEの整備を進めておりました。

 

エアクリーナーエレメント、スパークプラグ、バッテリー、エンジンオイルとオイルエレメント、ブレーキフルードなどはもちろん点検、必要であれば交換しております。

 

クーラントは点検とクーラントブースター添加でご対応しております。

 

中古バイクは法令点検も全車行っておりますので自信を持ってご納車させて頂いております(*^^)v

 

 

この車種あるあるなのですがエアクリーナーボックスに亀裂が入っておりましたのでプラスチック溶接にて修理を行いました(*^^)v

 

「より安全により楽しい」バイクライフを送って頂ける様に最善を尽くさせて頂きます☆

 

 

そしてあっという間に日も暮れて19時にて閉店とさせて頂きました。

 

寒い時期なので作業のご依頼は割と落ち着くと思われがちなバイク屋さんですが

 

ありがち事にこの時期ならではの重整備ご依頼も沢山頂いております。

 

中央店のピットリーダーはYAMAHA/V-MAX1200のミッション修理でエンジン全分解中

 

終わればKAWASAKI/ZX-6Rのエンジン全分解修理もまっております…(‘ω’)ノファイト

そして、ハーレー/XL883Nのカスタム等も盛り沢山♪

 

そういうご依頼があってこの時期でもバイク屋さんは賑わっております☆

 

 

と言うわけで、本年初営業も無事に終了致しました☆

 

今年もスタッフ一同、お客様にご満足して頂けるサービスをご提供できる様に

 

誠心誠意業務に取組んで参りますので、何卒よろしくお願い致します。


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福岡の頼れる街のバイク屋さん

■ 2021-12-17 16:36

福岡市内はバイクの出張レッカー無料サービスです☆

(注※税込8800円以上の作業費用になる場合に限ります)

 

こんにちは!

 

最近寒くなりましたね~。今年の冬は厳しい寒さになるとの事…(+_+)

 

バイクに乗るのは辛くなりそうですが、雪が積もらない限りはまだまだ楽しみたいですね♪

 

それでは早速ですが今回は最近行った作業をご紹介していこうと思います☆

 

 

ご新規のお客様より茶山駅近くの福岡本店にご依頼頂いた、ベスパ50Sのパンク修理です☆

 

ビンテージなイタリヤの原付スクーターはやっぱりお洒落ですね♪

 

 

このスクーターはチューブタイプの車両になります。

 

裂ける様にチューブに穴が空いていたので修理ご対応を進めて行きたいと思います。

 

キャブレターのメンテナンスご依頼も頂きましたので合わせて進めて参ります!

 

 

こちらは別府駅近くの中央店にご依頼頂いた、ジェイドの燃料漏れでキャブレターの修理作業です。

 

年式が古くなってくるとゴム部品などの劣化で様々な不調が起こりやすくなります。

 

 

フロートバルブの摩耗と固着が悪さを働いていたようですね。

 

新品部品がまだ販売されていて良かったです(*^^)v

 

 

ダイヤフラムにも亀裂が入っていました。

 

こうなると中回転くらいから加速の不調を引き起こす原因になります。

 

最近当店では多いキャブレターメンテナンス。

 

やはり古くなってきた部品で不調が起きやすくなる時期にきたのだと思います。

 

 

こちらも中央店でご依頼いたCB400SSにグリップヒーターのお取り付けです。

 

手元が暖かくなるだけでもかなり快適に感じるのでおススメのアクセサリーパーツです♪

 

 

グリップボンドの処理をきちんとしておかないと後からグリップが回ってしまします。

 

固着具合によってはかなり手間が掛かる作業なのですが大事なポイントです☆

 

最近はドライブレコーダーやUSBポートなどの取付依頼も増えてきました。

 

パーツのお持込でも大歓迎ですので是非ともご依頼下さい(^-^)

 

 

こちらも中央店でお預かりしている不動修理入庫のエストレヤになります。

 

合わせて沢山のメンテナンスもご依頼頂きましたm(__)m

 

 

タイヤ交換

 

 

エアクリーナーエレメント交換

 

 

スパークプラグ交換

 

 

ブレーキパッドの交換などなどです。

 

ブレーキパッドはギリギリでしたね(+_+)

 

これ以上使い続けてたら、ディスクが摩耗して費用も高くつく手前でしたので安心しました☆

 

 

そしてボルトやナットの緩み点検も行いました。

 

フロントスプロケットのナットやボルトは緩みやすい上に緩むと大変危険です!

 

ひと手間かかりますがしっかりと点検を行っております(*^^)v

 

 

そして大仕事のV-MAX1200のエンジン修理です。

 

中央店のピットリーダーが合間を見て作業を進めております。

 

やっとエンジンを降ろしたところですがここからが本番なので更に気を引き締めて取組みます!

 

 

こちらも同じくV-MAX1200ですが店舗は変わって福岡大学近くの城南店になります。

 

ストラテジーには福岡大学だったスタッフが多いのもあってか大学生のお客様も沢山ご来店頂いております♪

 

 

お客様にご成約して頂いている車両の整備になります。

 

エンジン不動ではないのですが加速性性能や始動性能に若干難ありとの店長判断でメンテナンスを行っております。

 

お客様に「より安全でより気持ちよく」乗れるバイクをご提供する事が当社のモットーです☆

 

 

同じく城南店の福大卒業生スタッフが担当しているZ1000の車検整備です。

 

大学を卒業してから当社で働きながら整備士の講習にも通い「国家資格」も取得しております☆

 

当社は認証工場を完備しております実務経験を積めば、整備士資格講習を受講する資格を得る事ができます(*^^)v

 

 

そして認証工場は使用者の義務とされている「法令点検」も自社にて行う事が可能です☆

 

50項目近くある点検項目をしっかりと進めて行きます。

 

 

バッテリーや充電装置の点検です。

 

夏でダメージを受けたバッテリーは冬に弱ってきますがばっちり正常でした(*^^)v

 

 

エアクリーナーの点検です。

 

そんなに汚れていないので交換する必要はなさそうですね!

 

ユーチューブなどでエアガンを拭いて清掃するのを見かけたりしますが

 

この乾式エレメントをエアガンなどで清掃するのは目詰まりして逆効果なのでNGです。

 

 

そして最後に本店に入荷したSTEED600の映え写真を一枚。

 

インスタで「いいね」がいっぱいしてもらえるように頑張ったのですがイマイチでした…笑

 

でも古いバイクなのですが、すごくキレイなバイクで値段もお手頃なおすすめバイクです☆

 

かなりの希少車なので人とは違うバイクをお探しの方には是非お勧めの一台です。

 

それでは、どの店舗も心よりお客様のご来店をお待ちしておりますのでお気軽にお立ち寄りください(^-^)

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工賃の算出方法について

■ 2021-12-07 15:35

ストラテジーは明朗会計を心掛けております☆

 

今回は修理や整備作業、そしてカスタムの際に発生する「工賃」についてのお話です。

 

同じ作業内容でもバイクショップによって工賃が異なるので疑問に思う方もいらっしゃると思います。

 

どんな基準でどのように計算されているのかが分かれば、お客様のお見積もりに対しての不安解消にも繋がるのではないかと思います

 

それでは、どのようにして工賃の算出を行っているのかをご説明させて頂きます(^-^)

 

 

まずはその「基準」のご説明です。

 

上の写真はHONDAが出版しているパーツリストになります。その車体に使用されている部品の情報が掲載されている書物です。

 

このパーツリストを見て必要な部品を探し注文する際に使用します。そして写真右上のFRTと書いてある列が「基本工数」というものになります。

 

ウインカーのフロントの右側だったら0.2、両方だったら0.3と書かれているのがお分かりになると思います。

 

この数字はウインカー両方だったら0.3時間=18分が基本の作業時間という事になります。

 

そして、この基本工数に「時間当たりの作業工賃」を掛けて算出されたものが工賃となります。

 

 

「時間当たりの作業工賃」はショップによって金額は異なります。

 

ストラテジーでは会員様は9900円(税込)/hで一般のお客様は11000円(税込)/hとなっております。

 

例えば、会員のお客様でこの車種のフロントウインカー両方の交換であれば

 

0.3h×9900円=2970円(税込)となります。

 

これが基本的な作業の工賃の決め方になります。

 

ですが、イレギュラーなケースの場合は追加で費用が掛かってくる場合もあります。

 

 

古い車両や整備をあまりされていない車両に多いのですが、車体が汚れすぎていたりガスケットが固着していたりする場合です。

 

「基本工数」には洗浄費やガスケットを剥がす時間などは含まれておりません。

 

ガスケットの固着がひどい場合にはそれだけでも数時間を要する事がありますので、その分追加で費用が発生します。

 

この様にパーツリストに表記されていない作業に関しては、かかった時間を計算して当社の基準を基に算出していきます。

 

特にエンジンの修理作業などで多いのは「ネジが固着して緩まない」といったケースです。これは泣けてくるぐらい大変な作業になります(T_T)

 

この様に「分解整備」を進めてみないと正確なお見積もりのご提示は難しいケースも多くあります。

 

 

そして次は「故障診断費用」のご説明です。

 

「エンジンがかからなくなって…」とご依頼を頂いた場合にまずは原因を突き止めるべく「故障診断」を進めます。

 

故障診断には無料で行える範囲の診断と「故障診断費用」が発生する診断とがあります。

 

無料診断のケースはバッテリー不良・ドライブベルト切れ・キャブレター故障などの、ある程度簡単に原因が判明できる内容の故障です。

 

そして「故障診断費用」が発生するケースに多いのは、電気的な診断やエンジン分解整備を伴う場合です。

 

例えば、配線の断線などは箇所が特定できれば配線修理くらい数分で完了しまが、配線の不具合箇所を特定する「故障診断」は時には数日を要する事もあります。

 

実際の修理作業よりも。「故障診断」こそが難易度も高いし時間のかかる作業になる事が多いです。

 

この様に故障個所を確定させて正確なお見積もり出すには「故障診断費用」がかかるケースがあるのが実情です。

 

 

例えば、エンジンの故障でエンジン分解となると工数20hくらいの車両もありますので「故障診断費用」で数十万円かかるケースもあります。

 

実際に修理をご依頼して頂くのであれば、エンジン分解の基本工数と重複するので「故障診断費用」はかかりません。

 

ですが、お見積もり後に修理をキャンセル頂く場合には「故障診断費用」としてご請求させて頂く事になります。

 

長年の経験と勘で故障診断をしなくても「高くつきそうな修理だな…」くらいの予想はつきます。

 

予想の時点では「故障診断の費用が高くなりそうなので、買替をご検討された方が良いかもしれません」とお伝えする場合もございます。

 

もちろん、お客様が大事にされているバイクでその一台を永く乗っていく事をご希望であれば喜んで故障診断を承ります(^-^)

 

 

故障の原因を知るのに「故障診断費用」どのくらいかかってもよいか?

 

修理の際にはこの事をご理解頂いているとお客様とのお話もしやすくなると思います。

 

そして「修理した方が良いか?買替えた方が良いか?」の判断をしやすくする為に、故障診断費用の上限金額を決めて頂いてからの診断も可能です。

 

その範囲で診断を進めてみて故障の原因が特定できるかどうかはお約束できませんが、10000円程のご予算で軽症か重症かの判断はできる事が多いです。

 

その診断結果の上で当店でバイクをお買替して頂く場合には「故障診断費用」は10000円を上限にサービスさせて頂いております。

 

 

そして最近ご依頼の多い、ドライブレコーダーやスマホ充電の為のUSBポート、そしてETC取付等のカスタマイズ作業の場合のご説明です。

 

カスタム作業では車種や商品によって取付の工程が異なるので、商品と車種の状態を見てみないと判断できないというのが実情になります。

 

とは言え、「やってみないと分からない」ではお客様もご依頼するのがご不安だとは思いますので、おおよその料金であれば前例を基にお伝えする事は可能ですのでお気軽にお問合せ下さい☆

 

マフラー等の純正品の取り換えと同等の作業で交換が行えるパーツであれば、パーツリストに基づいた工数にて算出できます。

 

ちなみにパーツをご自身でご購入されている場合は車体と商品を店舗までお持ちいただければより正確なお見積もりをお伝えできると思います。

 

お見積もりだけでも承りますのでお気軽にご来店下さい(^-^)

 

 

「最初に言っていた金額と全然違う…」

 

「そんなに費用がかかるとは聞いてなかったのに…」

 

と言った残念な思いをお客様にさせない為にも、ストラテジーではこの様な内容のご説明を事前に行うように取り組んでおります。

 

時にはスタッフが長い説明をさせて頂くかもしれませんがご容赦頂ければと思いますm(__)m

 

そして、どんぶり勘定ではなく「均等で公平なサービス」をご提供する事がお客様に対しての誠意のひとつだと考えております。

 

全てのお客様により良いサービスをご提供できる様に「頼りになる街のバイク屋さん」を目指します(*^^)v

 

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後悔しないバイク選び

■ 2021-11-29 12:22

福岡でバイクをお探しの方は是非とも当店にご相談下さい☆

 

今回は中古バイク整備についてお話しさせて頂こうと思います(^-^)

 

まず当店で大事にしている事は「低価格の中古バイク」をご提供する事よりも

 

「ご購入後の事も含めてリーズナブル(適正)な価格」でご提供する事をモットーに取組んでおります。

 

もちろん安全で気持ちよく乗れるバイクに仕上げる事が大前提です(*^^)v

 

そして、その「価格」を大きく左右するのが「中古バイク整備」です。

 

 

まずは低価格で中古バイクをご提供する為には2つのパターンがあります。

一つ目は「バイクを安く仕入れる」事です。

 

ひと昔前ならこの手段をとれたと思うのですが、ネットの普及により相場はほぼ均一となっている為に今の時代では難くなっています。

 

例え、お客様より買取ご依頼があったとしても、相場よりも安く買い取って安く売るという方法は両方のお客様にとって良いサービスとは言えないですね。

そう考えると、相場が均一でなかった頃は「掘出しもの」と言われる中古バイクがあったのも事実です。

 

ですが、相場が均一となった今ではバイクショップで「掘出しもの」に出会う確率は少ないのではないでしょうか。

 

 

二つ目のパターンは「整備の費用を安く抑える」です。

 

仕入れ相場が均一な今、ここにかける部品代や人件費などの費用をどれだけ削減するかが低価格なバイクをご提供する手段となります。

 

現状販売で安くバイクを販売するのは、「とにかく安いバイクが欲しい」「状態の判断や整備は自分でできる」というニーズの方にとっては良い販売方法だと思います☆
(現状販売=仕入れたままの状態で点検整備なしで販売する事)

 

ですが、ストラテジーが目指すのは「頼りになる街のバイク屋さん」☆

 

バイクの事が全く分からない方にでも安心して信頼してバイクをご購入して頂けるバイクショップである事です(*^^)v

 

そして、当店が考える「信頼」とは冒頭でも書いた様に

 

「安全で気持ちよく乗れるバイクをご提供する事はもちろん、ご購入後の事も含めてリーズナブル(適正)な価格でご提供する事」で得る事ができると考えております。

 

 

ここからは「ストラテジーの中古車バイク整備」の基準についてお話します☆

 

まずはストラテジーでは「法令2点検の項目+α」の点検作業からスタートです(*^^)v

 

エンジンオイルやエアクリーナー、タイヤ、ブレーキディスク、駆動系、ベアリングなどなど消耗品の状態をチェックしていきます。

 

次にエンジンオイル等油脂類の漏れがないか?

 

ウインカーやヘッドライトなど灯火類に不良はないか?

 

充電系統や電装系に問題がないか?等の点検も項目通りに進めて行きます。

 

なんと法令点検の項目は50項目近くあります☆

 

 

法令点検の項目の中でも重要なのがネジやボルトの緩み点検です。

 

単純な事なのですが、当店のモットーである「安全で気持ちよく乗れるバイク」に一番関わってくる項目です。

ボルト類は振動で少しずつ緩んできます。それに、個人間取引でご購入された車両には特に多いですが初めから緩んでいるケースも多くありますので大変危険です。

 

そして、もし万が一ネジのボルトの緩みが原因で事故になった場合でも「法令点検」を実施する事は使用者の義務になりますので責任はご自身で負う事になってしまいます。

 

「走行中にブレーキが効かなくなった!」「走行中にマフラーが外れた!」

 

等のトラブルが起きた場合には、ご自身の命もそうですが他の方を巻き込む可能性もあります。

 

個人間取引でご購入された場合に特に多いので十分に注意をしておきましょう☆

 

 

ちなみによく誤解されてがちなのですが「法令点検」は安全に走る為の点検整備を重要視しています。

 

「車検や法令点検を受けたばかりなのにエンジンが壊れてしまった…」というお話も時々あるのですがエンジンの分解整備は点検項目にはありません。

 

エンジンも含めてリフレッシュを考えられている方は「エンジンO/H」の手段になりますが、車種によっては「買い替えた方が…」と言う金額になります( ;∀;)

 

一台のバイクを永く乗られたいお客様も沢山いらっしゃるので、簡単にお買替をおすすめしたくはありませんが、エンジンの寿命が「買い替え時」と言うのは確かです。

 

ちなみにエンジンO/Hしてでも乗り続けたいくらい大事なバイクであれば、良いエンジンオイルを使用する事をおすすめします☆

オイルへのこだわりブログはこちらをクリック

 

 

そして、点検作業が終わったら交換部品の選定をしていきます。

 

この「交換部品の選定」が中古バイクの販売価格を大きく左右します。

 

例えば、スーパースポーツのタイヤ交換であれば通常だと工賃含めて6万円前後にはなります。

 

車検は合格するレベルで溝が余っていたとしても、ギリギリの残量であればご購入後すぐに交換となると痛い出費になると思います( ;∀;)

 

中古バイク整備の時点で交換しておけば、当店では工賃を含まない仕入値だけを販売価格に反映させてますので、後々もお客様にとっては一番良い結果になると考えてます。

この様に「ご購入後の事まで考えてリーズナブルな価格のバイク」をご提供できる様に、他の消耗品も同じ考えの基で交換するか否かを判断しております。

 

 

少し話は変わりますが、最近は個人売買やオークションでバイクをご購入された方から点検のご依頼を頂く事が増えました。

 

その中には「最近買ったばかりなのに動かなくなりました」と言ったケースが非常に多いです。

 

またか…と思います(T_T)

 

もちろん作業のご依頼を頂ける事は非常に有難いのです♪ですが、いざ点検をしてお見積もりをご提示するとかなり高額になる事がほとんどです。

 

「それだったら初めからきちんと整備されているバイクを買えば良かった…」と残念がられるお客様も沢山おられます。

 

その度に、それが原因でバイクに興味が無くなり乗らなくなられたら非常に残念です。

 

せめて、その様な事が少しでも減る事に繋がればという想いで、私たちがよく遭遇する

 

「安いバイクを購入されに後で高額な修理費用がかかるケース」をお話させてもらいます。

 

 

まずは「ガソリンタンクに錆が発生していないか?」です☆

 

タンクキャップを開けて目視するだけでなく、水はガソリンより重く下に溜まりますのでタンクの底に錆が発生します。

 

上記の写真では錆は無い様に見えますが、ライトを照らして底を確認すると錆びている事も多いので注意が必要です!

 

タンクの交換や錆取りとなると、5万~10万円以上します( ;∀;)

 

ここでもうひとつ注意点なのですが、上の写真くらいタンク内が錆びていても「エンジンが数カ月くらいはかかる」様にできるという事です。

 

タンク内の錆はキャブレターやインジェクションなどに流れ込んで、ガソリンの通路をふさいだ時にエンジンが不調になったりかからなくなったりします。

 

そこで、キャブレターを洗浄してガソリンタンクとキャブレター間のホースにフィルターを繋げば場合によっては数カ月は快調を保てます。

 

ですが、やがてまたキャブレターにフィルターを通り抜けた錆が詰まり不調になってくるのでキャブレターを洗浄する事に…

 

四気筒だと少なくとも2万円以上は掛かりますので、タンクの錆をどうにかしない限りは数カ月毎に2万の修理費用が掛かってしまいます。

 

本当に多いケースですので十分に確認してから購入を考えて下さい☆

 

 

それからバッテリーも含めた充電系統の装置です☆

 

これもまた「とりあえずは動く」様にはできますので注意して下さい。

 

バッテリーあがりくらいであれば最悪交換でも1万円程で済むと思うのは大きな間違いです!

 

ここから少し専門的な話になりますが、必要な注意点は後述しますので何となくで読み飛ばしてもらえればと思います。

 

まず、充電系統の装置には基本的に「発電→整流→蓄電」3つの装置から成り立っています。

 

発電を担っているのは「ステーターコイル」や「フライホイール」と言われるパーツです。

 

発電装置で発電された電流は交流なので直流に整流して12Vに変換する必要があります。

その整流の役割を担うのが「レギュレーター」と「レクチファイヤ」です。

 

レクチファイヤが整流してレギュレターが12Vくらいに電圧を安定させます。

 

そしてその整流された電流を蓄えるのが蓄電担当のバッテリー君です☆

 

 

バイクをご購入の際に気を付けるべき点はいたってシンプルです(*^^)v

 

「バッテリーの充電電圧は何ボルトありますか?」と確認をする事です。

 

正常な充電電圧は13.5V~15Vくらいです。

 

少しのズレは車種や年式によってありますが、13V以下や16V以上になると怪しいですね( 一一)

 

注意点は、バッテリーの電圧さえあれば「他の装置に不具合があっても、しばらくは普通に動くバイクもある」と言う事です。

 

まったく発電していなくても、しばらく走行していれば数時間でバッテリーはあがります。

 

発電不足や整流の不具合であれば数日は持つ可能性はありますが確実にいずれあがります。

 

ステーターやレギュレターは車種によってかなり差がありますが、両方を交換すると10万円近くにはなると思います( ;∀;)

 

 

それから「とりあえずは動く」以外の事でも注意するべき箇所があります。

 

エンジンには関係ないのですが、フロントフォークのインナーの錆も注意が必要です。

 

左右交換となるとこれもまた10万円以上の修理費用がかかります( ;∀;)

下の写真はフォークのオイル漏れが発生してます。

 

このインナーパイプ(オイルが付いている銀の部分」に酷い錆や傷があると交換が必要になります。

 

 

ちなみに上の写真はパイプに錆がないのでオイルシールの交換で対応できる状態です(*^^)v

 

どれくらいの錆や傷だと交換が必要なのかは一般の方には少し判断が難しいと思いますがここも高額修理になるので注意が必要です。

 

こう言った事例の合わせ技でお見積額が数十万…なんて事が残念ながら少なくはありません。

 

ですが、「ガソリンタンクとフロントフォークの錆」「バッテリー充電電圧」くらいを気を付けていれば数十万円に達する可能性は低くなると思います(*^^)v

 

フレームの曲がりやエンジンの異音等まだまだあるのですが、その辺りの判断は一般の方には難しい部分になりますのでここまでとさせて頂きますね。

 

「質」を中古車に求めるのであれば、ネットオークションや個人売買でなくバイクショップでお買い求めになる事をおすすめ致します(^-^)

 

 

Strategyは中古車の質にこだわりを持って仕入れや整備をしています。

 

そして最後に当店で販売したバイクで少しトラブルになったケースを少しお話させて下さいm(__)m

 

創業よりこの10年間で、おかげさまで数えきれないほどの中古車を販売させて頂きましたが、トラブルになったケースも数件あります。

 

「しっかりと点検整備をしていても故障する事が稀にある」というのも事実です。

 

そのほとんどは電気系のトラブルです。

 

簡単な事例で言うと「最近買ったんですけどヘッドライトが切れました」と言ったケースです。

 

電球切れやリレーの故障や接点の不良など考えられるのですが、電気系の部品は寿命を判断するのが難しいです。

 

充電系統の装置やECU等のコンピューター関連の部品も、同じ様に予兆もなく急に壊れてしまう事が多くあります。

 

 

もちろん、「中古車保証」もございますが基本的にはレッカー費用はご負担いただいておりますm(__)m

(間もなく福岡市内は修理や整備ご依頼での無料出張レッカーサービスを開始予定です)

 

ですので、遠方のお客様にはなかなか全てをご対応できないのが現実です。

本当に数少ないケースなのですが、「よりによってそんなに遠くのお客様で…」なんて事も悔しいのですがありました。

 

今後は全てのお客様に「自社で100%安心のご対応」ができるバイクショップになる事を目標に掲げて取組んでいきます!

 

それまでは通販時の故障修理に対応した保険商品もご提案できますのでお気軽にお問い合わせ下さい(^-^)

 

 

かなり長くなってしまいました!m(__)m

 

このブログが今からバイクを買おうと思っている方のお役に立ち、一人でも多くの方にバイクを長く乗って頂ける事に繋がれば幸いです。

そして、個人間取引でバイクを買う場合とバイクショップでバイクを購入する事の価値を比較して頂いて

 

ご自身にとっての価値が高いのは後者だと思われた場合にはバイクショップでご購入して頂けると嬉しいです☆

 

誠意をもって、一生懸命に修理や整備作業に取り組む事の価値はお客様になかなか伝わりにくいです。

今回のブログでその価値も一人でも多くの方に知って頂けるとこれもまた幸いです。

 

それではバイクが好きな全ての皆様のバイクライフがより楽しいものでありますように☆

 

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株式会社 You&moto

【企業理念】

 

バイクライフをより楽しくより安全に

 

【経営方針】

 

お客様のバイクが好きな理由の一つになる事を働きがいとして、安全で快適なバイクライフを過ごして頂ける商品とサービスを提供し、バイクが人々により愛される乗り物として普及するように貢献し続けます。この方針を基に企業活動を行い、社員の人生をあらゆる面で豊かにできる会社を目指します。