ビッグスクーターの修理
■ 2022-02-05
福岡でビッグスクーターの修理や整備ならストラテジーにお任せ下さい☆
今回は修理のご依頼を頂いた、ビッグスクーター2台の作業の様子を書きたいと思います(^-^)
まずは福岡中央店にてご依頼頂いた、ホンダ/フォルツァの変速不良です。
この年式のモデルは変速を一部電子的に操作する「Sマチック」と言われる機能が付いてます。
DモードとSモード(多分、ドライブモードとスポーツモードの略称かな?)とマニュアルモードに切り替える事ができる様になって
ビッグスクーターでも変速のメリットを楽しめるようになったのは、このバイクが発売された2000年中盤くらいからだったと思います。
マニュアルに従って診断を進めて行くとレシオコントロールユニットの不良が判明しました。
この部品だけ交換して直るかどうかは交換してみないと判断ができないのですが
ユニットの故障は確定したので、お客様にご報告の上で交換させて頂きました。
ですが、残念ながら故障している事を意味する「F」マークは消えず…
レシオコントロールユニットは新品で問題ないので更に診断を進めて行きます。
ダイアグ診断機「TEXA」を使用して各部の電圧測定を行いました。
するとスロットルポジションセンサーが異常値を示してました。
全閉の時は問題ないのですが、アクセルを前回にした時に基準値を大きく外れています。
これはスロットルポジションセンサーの調整では対応できないので交換の必要があります。
調べてみると…スロットルボディとアッセンなんですね(+_+)
かなり高額な修理になりそうなので一度お客様にご報告。
「ここまで来たらやるしかないっすよね!」と有難いご依頼を頂きました☆
そして、部品が到着して交換作業後に初期化の作業を行って、修理は完了しました(*^^)v
そしてお次は福岡大学近くの福岡城南店にて不動修理のご依頼を頂いた、ヤマハ/マジェスティ250になります。
こちらはバッテリーあがりとオイル漏れ修理にてご依頼を頂きました。
オイル漏れは右のエンジンカバーから漏れていました。
状態を確認する為にもエンジンオイルは一旦抜いてからカバーを取り外します。
個人売買でご購入されたとの事だったので「何かあるかも」と少し不安でした…
分解してみるとステーターの取付不良やカバーの補修跡などが確認できました。
個人売買でバイクを購入されたお客様のバイクの分解整備をした時に「これは…」と思う事は残念ながら多いです。
分解してみないと分からない事もあるのでどうしようもないですが、個人売買でバイクをご購入される方はご注意下さい!
そして充電不良はステーターの交流電圧を測定して問題なし。
レギュレーターからの直流電圧を単体計測しても充電電圧不良を確認したので
レギュレーターからバッテリーまでの配線不良の可能性もないのでレギュレーター交換となりました。
只今、部品到着待ちですので届き次第、引き続き作業を行っていきたいと思います。
ストラテジーでは原付スクーターからビッグスクーターまで、街乗りバイクからスポーツバイクまで
国内外問わず、修理や整備のご依頼を承っておりますのでお気軽にご相談下さい(^-^)
それでは今日も「より楽しくより安全に」の理念を掲げ、バイクの修理や整備を取り組んで参りたいと思います。